シニアのスマホ利用率は、2012年の12.7%に比べ60%も増えている
MMD研究所の調べによると、2020年のシニアのスマートフォン利用者は77.0%まで増えた模様。
3G回線が終わり、フィーチャーフォン、いわゆるガラケーの販売が終わったころからシニア層はガラケーからスマホへの買い替えが迫られました。
シニアがスマホに切り替えた理由は、地図アプリが使いたい、LINEが使いたい、家族に勧められたからという3つが特に多いですね。
毎年スマホ比率が増えている
図の通り、シニア層のスマホ比率は年々増えています。あと数年でシニアのスマホ比率を気にすることが無くなりそうです。
逆にシニア層のガラケー比率は減っています。つまりガラケーを使っていてスマホは持っているけど使っていないということは無いわけです。完全にガラケーからスマホに切り替えているシニア層が増えていることがわかります。
パソコン教室はスマホ対応をどうすべきか
パソコン教室のフランチャイズ本部では未だに「これからのパソコン教室ではパソコンではなくスマホを教えるべきだ」と勘違いしているところが多いと聞いています。
パソコン教室の本部の経営者は、若い人もいますが、ほとんどが老人です。そういったパソコン教室本部ほどシニア層を勘違いしていて、これからスマホに切り替えたいシニアが増えるから、パソコンの講座は減らしてスマホの講座を増やそうとしています。おそらく経営者本人がスマホに興味があって、シニア層は同じように興味を持っているからと思っているからでしょう。実はシニア層の大半は既にスマホに切り替えています。
上記のように勘違いしている企業は(怒られそうなので)どこかは言えませんが、このサイトで紹介しているパソコン教室本部の会社はちゃんとこのようなデータを見ているので大丈夫です。
パソコン教室の今後の対応とは
スマホを手にしたシニア層は、写真をとったり、動画を撮影したり、ブログを作ったりします。その延長線上では、動画を編集したり、写真加工して文書に入れて印刷したり、しっかりしたブログを作ったり。YouTubeで配信することも可能です。
今までもシニア層のパソコン教室需要はかなり高いものでしたが、今後はスマホの影響でさらに増えると言われています。
今後のパソコン教室は、最新かつ多様なパソコン講座が必要になります。もちろんパソコン教室の1オーナーでまかなえるものではありません。
そのため、講座制作の技術が高いパソコン教室本部に頼らなくてはなりません。これからパソコン教室を開業する方は、講座開発の力量を見極めてフランチャイズなどを選択してください。
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